「AIを入れたいが、研修がいいのか、コンサルに頼むのか、ツールを配ればいいのか、社内で進めるべきか分からない」——これは多くの会社が最初にぶつかる迷いです。選択肢は無数にあるように見えますが、進め方の「型」で見ると4つに整理できます。会社選びは、型が決まったあとで十分です。

AI導入の4つの型

何を買うか向いているケース相場の目安
AI研修型教育(人を育てる)何から始めるか不明・まず全社の底上げリテラシー研修 15〜40万円/回・実装WS 30〜60万円/部門
AI導入コンサル型伴走(戦略〜実装)全社変革・戦略から一緒に走ってほしい月30〜150万円(継続6〜12ヶ月)
ツール導入型道具(自走)現場の日常業務にすぐ組み込みたい月 数千〜数万円/ID+初期設定
内製推進型体制(社内で広げる)推進者がいて自社で定着させたいツール代+社内推進の工数

いずれも「良い・悪い」ではありません。同じ物差しで並べたときに、自社の状況にどれが効くかが判断軸です。

どの型に寄せるかの目安

  • ほぼ手つかず・何から始めるか不明 → まずは研修で「使える人」を増やす。土台がないままツールだけ配っても使われません。
  • 一部が属人的に使い始めている → “うまい使い方”の標準化が課題。ツール導入が効きますが、ツール配布だけでは標準化しません。ガイドラインと使い方共有をセットに。
  • 全社で使っているが定着に課題 → 内製推進・チェンジマネジメントの領域。社内に推進役を立て、利用率と成果を測ります。
  • 戦略・PoCから実装まで一緒に走ってほしい(全社変革) → 伴走コンサル。ただし「PoC止まり」にせず、本番実装と社内移転まで契約に含めるかを確認します。

最も大事な大前提

型の選択より前に、押さえるべき事実があります。AI導入の成果の7〜8割は「人・プロセス」側で決まり、技術そのものが占める割合は約2割という調査結果があります。つまり、どの型を選んでも、導入と同時に次の3点をセットにしないと成果は出ません。

  1. 利用ルール/ガイドライン
  2. 推進役(旗振り)
  3. 効果測定(利用率・削減工数)

研修もツールもコンサルも、この3点が抜けると「入れたのに使われない」で終わります。詳しくはAIツールを入れても使われない理由と定着のさせ方で解説しています。研修の費用対効果の考え方はAI研修の費用相場を参照してください。

まとめ

一社ずつサービスを比べる前に、まず「自社はどの型か」を決めるのが近道です。型が決まれば、相場・確認すべき点・避けるべき条件も自然に絞れます。Fitsel AI では、目的と現状を数問答えるだけで、適した型と相場・見極め質問までその場で提示します。