EPISODE 08

問い合わせ返信の下書きをAIに任せる

渡す三つ / 守らせる四つ / クレームの型

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下の5章を順番に、具体例と打ち手まで通しで解説します。要点と章立ては、このページで先にご確認いただけます。

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問い合わせ返信は、型が決まっているのに毎回ゼロから書いています。渡す情報を三つに絞り、守らせる条件を四つ指定する。それだけで下書きの精度は変わります。

この回の流れ

  1. 1:06AIに渡す情報
  2. 1:47通常の問い合わせ
  3. 2:52クレームは別の型
  4. 3:35断定させない
  5. 4:34確認するのは事実

この回の要点

  • AIに渡すのは三つだけ(問い合わせ本文・確定している事実・返信の目的)
  • 通常の返信で守らせる条件は四つ。書式ではなく判断の基準を指定する
  • クレームの一次返信は別の型。謝罪の範囲と次の連絡予定を先に決める
  • 確定していないことを断定させない一行を必ず入れる

問い合わせ返信の下書きプロンプト

第一章の渡す情報と、第二章以降の条件をまとめたものです。

<渡す情報:この3つをそろえる>
【1】問い合わせの本文
【2】関連する仕様・ルール
【3】回答に必要な追加情報(社内でしか分からない事情)
 → 3が抜けると、AIは知らないことを推測で埋めます。ここが一番危ないところ。

<通常の問い合わせで守らせる条件>
【1】結論を先に書く
【2】専門用語は最小限。どうしても必要なら補足を付ける
【3】聞きたいことは、最後にまとめて聞く
【4】「分かりません」で終わらせない
 → 今分かっていること / これから確認すること / いつ返せるか、の3点を書かせる。

<クレームの一次返信は、冒頭を差し替える>
【1】受け取ったことと、時間をもらったことへの謝意を先に置く
【2】過剰な謝罪も、言い訳もしない ← この一行を必ず入れる
【3】確定していない原因は、断定させない
【4】いつまでに調査結果を返すかを明示させる
 → 一次返信の目的は原因の説明ではなく、「この件は動いている」と伝えること。

<送る前に、人が確認する>
 日付・金額・仕様の説明。この3つが合っていれば、あとは表現の調整で済みます。