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下の5章を順番に、具体例と打ち手まで通しで解説します。要点と章立ては、このページで先にご確認いただけます。
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資料をまるごと貼って「要約して」と頼むと、当たり障りのない文章が返ってきて、結局は自分で読むことになります。原因は資料の中身ではなく、渡した瞬間に起きています。この回では、渡し方と聞き方を変えるだけで何が変わるのかを、順番に見ていきます。
この回の流れ
0:38そのまま貼ると落ちる理由レイアウトが壊れ、構造の情報が消え、同じ文字列が混ざる。AIは崩れた文字列の山を見ています。
2:00渡す前のひと手間不要な繰り返しを消し、章の見出しは残し、表は表と分かる形にする。目次と見出しが資料の地図になります。
2:41目的を先に言う何のために読むのかを先に伝える。ここが一番効きます。
3:20捨てる基準を決める一般論は不要、数字と固有名詞は残す、判断が分かれる箇所は両論。何を捨てていいかをこちらから指定します。
3:52長いものは段階的に章ごとに区切って渡し、章ごとに要点を出させ、最後にまとめ直して全体像を一枚にします。
この回の要点
- 精度が落ちる原因は資料の中身ではなく、貼った瞬間に構造の情報が消えること
- 渡す前に整えるのは3点だけ(繰り返しを消す・見出しを残す・表を表と分かる形に)
- 「何のために読むか」を先に言うと、返ってくるものが要約から判断材料に変わる
- 長い資料は一度で通さず、章ごとに要点を出してから、まとめ直す二段構えにする
長い資料を要約させるプロンプト
第三章と第四章で紹介した枠です。資料を貼る前に、この5行を先に書きます。
【目的】この資料を、何のために読むのか(例:来週の商談で使う判断材料を作る)
【立場】誰として読むか(例:導入を検討している情報システム部)
【残すも】数字・固有名詞・日付は必ず残す
【捨てるもの】一般論、前置き、既知の背景説明は不要
【分かれ目】判断が分かれる箇所は、どちらの意見も併記する
<長い資料のとき>
1. 章ごとに区切って渡す
2. 章ごとに要点を出させる
3. 出た要点をまとめ直して、全体像を一枚にする
<渡す前に整えること>
・ヘッダーやフッターの繰り返しを消す
・章の見出しは残す(資料の地図になる)
・表は表と分かる形にする(崩れると数字の対応が消える)