EPISODE 01

なぜAI画像は「AIっぽく」なる?

整いすぎ / 破綻 / テンプレ構図

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下の5章を順番に、具体例と打ち手まで通しで解説します。要点と章立ては、このページで先にご確認いただけます。

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単体で見れば悪くないのに、資料に並べた瞬間に浮く。この違和感は、作り手のセンスの問題ではありません。見た人が反応している特徴はかなり決まっていて、特徴ごとに手を打てば変わります。この回では、その特徴を3つに切り分けて、順番に潰していきます。

この回の流れ

  1. 0:55AI感の正体を3つに切り分ける整いすぎ / 破綻 / テンプレ構図。原因が違うので、まとめて直そうとすると失敗します。
  2. 1:56「整いすぎ」はプロンプトで変えられる彩度を落とす・生活感のある小物を足す・手前をぼかす。ただし崩す指定は3つまで。
  3. 3:22「破綻」は直さず、写さない文字・指・直線は、生成の精度に賭けずフレームから外す。禁止ではなく主題の置き換えで指定します。
  4. 4:40「テンプレ構図」は言葉選びから生まれる未来的・革新的といった抽象語を、具体的な物と場所と時間帯に置き換えます。
  5. 5:37毎回ゼロから書かなくてよくする主題・スタイル・構図・描写・技術指定の5枠を固定して、中身だけ入れ替えます。

この回の要点

  • AI感は「整いすぎ」「破綻」「テンプレ構図」の3つに分かれ、打ち手も別々
  • 自然さは放っておいて出るものではなく、不完全さを意図的に指定して初めて出る
  • 崩れやすい要素(文字・指・直線)は、直すより写さないほうが確実
  • 破綻したときのダメージが大きい用途ほど、実写風から離れる

プロンプトの5枠テンプレート

第五章で紹介した枠です。毎回ゼロから書かず、中身だけ入れ替えます。

【主題】誰が / 何が、何をしているか(具体的な物・場所・時間帯で書く)
【スタイル】写真 or イラスト / トーン / 質感の方向
【構図】カメラの位置・画角・被写体の置き方(中央に置かない)
【描写】光・生活感・使用感 ← 崩す指定はここに、3つまで
【技術指定】解像度 / アスペクト比 / 除外したい要素

避ける言葉:未来的・革新的・最先端
 → 青い光、回路のパターン、浮遊するUI が出てきます。具体的な物と場所と時間帯に置き換える。

写さない:文字・指・直線
 → 文字は生成させず後から乗せる / 手は持ち物で半分隠す / 人物は後ろ姿か引きのシルエット。
 → 「顔を出さない」と禁止で書かず、「後ろ姿を写す」と主題で置き換える。