EPISODE 12

「専用ツール」を買う前の3つの質問

教えられるか / 誰が何回使うか / 転記の有無

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下の5章を順番に、具体例と打ち手まで通しで解説します。要点と章立ては、このページで先にご確認いただけます。

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営業を受けているけれど、高い専用ツールを買うべきなのか、ChatGPTで足りるのかが決めきれない。この判断は知識量や勘の問題ではありません。3つの質問に答えるだけで、自社の業務がどちら側かはその場で決まります。

この回の流れ

  1. 0:51汎用AIと特化型の違い何でもできる代わりに何をさせるかは自分で考えるのが汎用AI。ひとつの業務だけを考えなくても回るように作られたのが特化型。高いのは後者です。
  2. 1:34新人に口頭で教えられますか手順を口で説明できて誰でも同じ結果になる業務は、専用ツールが力を発揮します。毎回考える業務は型にはまりません。
  3. 2:34使うのは誰で、週に何回か月額は教育コストの前払い。全員が毎日使うなら回収できます。一部の担当が月に数回では回収できません。
  4. 3:31手で転記していますか金額の差のいちばんの正体。転記があるなら連携機能に払う価値があり、転記先が無いなら高い理由が存在しません。
  5. 4:313問を1枚にまとめるイエスが多いほど専用ツール、ノーが多いほどChatGPTで十分。次に営業を受けるときの手元の1枚にします。

この回の要点

  • 判断は「どちらが優れているか」ではなく、自社のその業務がどちら側かで決まる
  • 手順を口で教えられない業務に専用ツールを買っても、自動化の型にはまらない
  • 月額は教育コストの前払い。全社で毎日使わない業務では回収できない
  • 金額の差の正体は連携機能。手で転記していない業務に、高い金額を払う理由は無い

AIツール判定3問

第五章の1枚です。次にAIツールの営業を受けるときは、この3問を手元に置いて聞いてください。

【質問1】その業務、新人さんに口頭で教えられますか
 YES → 手順が固定。専用ツールが力を発揮する
 NO  → 毎回相手に合わせて考える業務。汎用AIの領域

【質問2】使うのは誰で、週に何回ですか
 全員が毎日   → 月額(=教育コストの前払い)を回収できる
 一部が月に数回 → 回収できない

【質問3】いまその業務、既存のシステムに手で転記していますか
 している   → 専用ツールの「連携機能」に払う価値がある
 していない  → 高いお金を払う理由が、そもそも存在しない

<判定>
 YESが多いほど専用ツール / NOが多いほどChatGPTで十分

 ※「全社導入で効果最大化」は、裏を返せば
  「全社で毎日使わないと元が取れません」という意味でもあります。