株式会社アクティブリテックは、不動産ファンドおよび賃貸業向けの業務支援アプリ「paamo」について、AIを活用した機能群を拡張したと発表しました。あわせて、新機能を試せる約1ヶ月間の無料トライアルの受付も開始しています。
現場データをAIが処理し意思決定を支援
「paamo」は、専門人材が不足しがちなアセットマネジメント業務を支えるアプリとして提供されてきました。今回の拡張では、入力データに基づく運用アドバイスや、専門性の高い業務プロセスの補助、操作方法に関する質問対応など、AIによる支援範囲が広がっています。
仕組みとしては、プロパティマネジメント会社が現場情報をアプリに入力すると、AIがそのデータを分析・処理し、会計などの一部業務を代行します。アセットマネジメント会社やオーナー側は、整理された情報を一覧で確認でき、状況に応じた判断を行いやすくなるとしています。
具体的なAI機能としては、賃貸借契約書の内容を時系列で読み取る処理、運用方針に沿ったリーシング戦略の提案、工事見積書の解析と勘定科目の判定、入金消込データや支払データの作成補助、科目設定の下書き作成、設備点検スケジュール案の提示、操作方法をチャットボットで案内する機能などが挙げられています。
ファンド業務に対応した構成と機能の組み合わせ
「paamo」は、ファンド単位での情報管理や支払指図書との連携、資金の優先順位付けを踏まえた口座・準備金・キャッシュフロー管理など、ファンド特有の業務要件に対応する設計になっています。リーシングから工事、支払、入出金、予算実績管理までを一つのシステムでまとめて扱える点も特徴としています。
提供形態は、ユーザー権限管理や案件情報管理、AIアシスタントを含む共通基盤に加え、リーシング・テナント管理、工事管理、支払・キャッシュフロー管理、PMレポート出力という4つの機能を、必要に応じて組み合わせて導入できる構成です。業務内容に応じて自社に合った範囲を選べるようにしています。
トライアルは実案件データでも利用可能
無料トライアルの期間は約1ヶ月間で、自社専用の環境で実際の案件データを使って試すことができるとしています。サンプルデータやマニュアルの提供も可能で、トライアル終了後は入力したデータをすべて削除する運用になっています。操作方法については担当者によるデモンストレーションが案内される予定で、自社の業務フローに導入できるかどうかの相談も受け付けています。なお、機能ごとの利用料金や本格導入時の契約条件については、発表では触れられていません。
