Polimill株式会社は2026年8月5日、千葉県柏市において、係長級以上の管理職職員を対象とした生成AI活用研修を実施しました。同社が開発・提供する自治体向け生成AI「QommonsAI」の初級編カリキュラムを用い、対面型の現地研修として行われました。

研修の内容と参加規模

参加したのは、各部署でマネジメントを担う係長級以上の管理職職員で、午前・午後の2回に分けて合計111名が受講しました。カリキュラムでは、自治体特有の業務である議会対応にフォーカスした構成が組まれ、生成AIの使い方や業務効率化への活かし方を体系的に学ぶ内容となっています。受講者からは、これまで感覚的に使っていた生成AIについて改めて理解を深められたとの声が寄せられたということです。また、グループワークでは職員同士がプロンプトの工夫を共有し合う場面も見られ、主体的に学ぶ様子がうかがえたとしています。

研修を担当した同社の森田智氏は、柏市の管理職層が既に高いツール活用スキルを持ち、新しい技術にも柔軟に対応する姿勢を感じたとコメントしています。議会対応向け機能への関心から、プライベートナレッジ機能など他の活用領域にも関心が広がった点にも触れ、今後もきめ細やかなサポートと機能提案を通じて自治体の業務効率化を支援していく考えを示しています。

QommonsAI研修プログラムの位置づけ

Polimillは、QommonsAIを導入した自治体向けに、社員が現地を訪問して行う対面型研修プログラムを全国で展開しています。初級編から上級編、管理職向けまで、自治体ごとの習熟度や課題に応じたカリキュラムを用意し、導入後も現場で実際に使いこなせる状態を目指して伴走する方針としています。研修に関する問い合わせは、QommonsAIサポート窓口で受け付けています。

QommonsAIの概要

QommonsAIは、国内外の法律・政策・論文・自治体事例など数千万件規模のデータをもとに、根拠に基づいて自治体の課題解決を支援する生成AIです。2026年7月時点で全国約1000の自治体、約50万人が利用しており、議会対応や政策立案、住民対応、広報業務など幅広い場面で活用されているとしています。今回の柏市での研修も、こうした全国展開の一環として位置づけられます。なお、研修費用や今後の他自治体での開催予定については、発表では触れられていません。