サービスの概要

株式会社Rin(代表取締役:鶴田洋)は、紙のチラシや営業資料、会社紹介をAIに質問できる形式に変換するサービス「きける資料」の提供を2026年9月1日に開始しました。1社または1商材につき1本のURLを発行し、そこにアクセスした相手が気になった点をその場でAIに尋ねられる仕組みです。名刺のQRコード、チラシ、自社サイトへの埋め込みなど、どの経路からアクセスしても同じ資料にたどり着きます。

従来の資料は、伝えたい情報を一方的な順番で並べる形式でした。「きける資料」では、相手が知りたいタイミングで、担当者が同席していない場面でも質問できる点が特徴です。回答内容は事前に会社側が登録した情報に基づいて生成されるため、インターネット上の口コミなど外部情報が混ざらない設計になっているとしています。

仕組みと管理機能

配り先ごとに異なるリンクとQRコードを発行できるため、名刺用・チラシ用・展示会用など経路別に質問件数を分けて集計できます。管理画面では、よく聞かれた質問の上位、回答できなかった質問、離脱した質問、配布経路ごとの比較などが確認できます。月次では、AIによるやり取りの傾向分析や改善提案もまとめられる機能があるとのことです。

公開前には、株式会社Rin自身の資料に対して12件の質問を投げ、回答内容を公式サイトの情報と照合したと発表しています。資料にない数値は出なかったとしていますが、これは自社資料での確認結果であり、導入企業での実績を示すものではありません。

料金と利用条件

料金は初期設定費用と月額利用料の2本立てで、月額は質問のやり取り量に応じた段階制です。配布リンクやQRコードの追加発行に料金はかからないとされています。公開日から30日間は月額利用料が無料で、無料期間中の解約であれば費用は発生しません。最低利用期間はなく、当月末までの申し出で翌月から解約できます。申し込みから配布開始までは最短3営業日としています。

なお、具体的な料金は問い合わせ時に案内されるとのことで、発表では金額そのものには触れられていません。提供開始を記念し、問い合わせ時に「PR TIMESを見た」と伝えた先着10社を対象に、優遇条件を案内するキャンペーンも実施するとしています。

想定される活用場面

主な用途として、営業資料やチラシでの利用のほか、会社紹介を通じた採用広報での活用も挙げられています。営業の場面では、料金や他社比較など対面では聞きにくい質問をAIが受け止めることで、商談の中で見えにくかった懸念点を記録として残せるとしています。会社紹介では、応募を検討する人が抱く待遇面などの疑問に、選考の前段階で答えられるようにする狙いがあるとのことです。

併せて、印刷会社や広告代理店、士業、営業職などを対象とした販売パートナーの募集も行っており、紹介実績に応じた報酬を用意しているとしています。